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【青森】春の青森観光・グルメの情報が満載!マップ付

ゴールデンウィークは、青森で3泊し、フェリーに乗り函館へ行きました。

結論から言って、青森は最高です。

若葉に彩られた奥入瀬渓流、パッションみなぎる「ねぶた」の魂。極寒を耐え抜いた大地の鼓動、春の躍動。

青森は、日本海、津軽海峡、太平洋と、三方を海に囲まれた漁場豊かな海の町です。

津軽半島と下北半島にかこまれた、陸奥湾もあります。

自然豊かな青森の魅力を満喫いたしました。それらは、ゴールデンウィークでも、ほどほどの賑わいで混雑に巻き込まれることはありません。のどかな東北の春を味わうことができました。

青森の旅の軌跡 【マップ付き】

立ち寄った場所に印をつけています。参考になさってください。

 

青森の魅力4選

奥入瀬渓流 【マップ①】

奥入瀬渓流は、青森を代表する観光名所の一つです。十和田湖の子の口から焼山までの14.5㎞の渓流沿いを散策できます。私たちはレンタカーを借りて移動。渓流沿いに、道路が整備されていているので、歩かなくてもわきに車を止めてあたりをブラブラできます。大自然の中にありながら、手軽に自然を味わえるのがありがたい限りです。リュックを背負いトレッキングされている方や、ワンピース姿でデートを楽しむ方などそれぞれの時間を楽しんでおられます。

大間のマグロ 【マップ③】

マグロ漁を仕事にする男たちのドキュメンタリーがテレビで放映されてから、本州最北の大間への旅をもくろむ主人の夢がかないました。津軽海峡は風が強く波が大きく揺れています。実際の海を目の前にすると、大きなマグロと格闘する漁がいかに大変かを感じ取ることができます。

ゴールデンウィークの真っただ中だというのに、賑わいはほどほどで、漁港には漁を終えた船が整然とならんでいるだけです。大間漁港。

マグロのモニュメントのむこうに北海道がくっきりと見えています。フェリーで3時間40分もかかるのに手に取れるように近く感じるのはお天気がいいからなのかな。目の前は津軽海峡。

ねぶた祭りの資料館 【ねぶたの家ワ・ラッセ】 【マップ⑦】

『ワ・ラッセ』は、ねぶた祭りを直に体験できる資料館です。映像でしか見たことがなかったから、実際の鮮やかな色や大きさを間近で見ることが出来るのは迫力満点な体験でした。

ねぶたは想像以上に大きくて、まつり囃子が館内に響き胸が高鳴ります。

ねぶた囃子の演奏を生で聞くことができ祭り気分を味わえるのもいいですね。

≪時間│①11:10 ②13:10 ③15:10≫

ねぶたの家ワ・ラッセ

住所│青森県青森市安方1-1-1

電話│017-752-1311

営業時間│9:00~18:00

HP│《ねぶたの家ワ・ラッセ》

津軽海峡フェリー 【マップ⑨】

青森市からはフェリーを使って函館へ渡りました。3時間40分のクルーズです。

先頭にしつらえられたビューシートを利用。進行方向に座席が向いていてゆったり座れました。Wi-Fiも完備。ほかにも多くのタイプの客室があるようです。

デッキにたち潮風と波の音の中で、引き波だけを見ている。時が経つのも忘れて旅情にふけていた。残雪の八甲田山が遠くに見えている。

船旅は、船内が広くまわりを気にせず自由に動けるのがいい。時間が気にならなくなる。ゆったりとした気もちでいられるのは、波の音が母親の胎内で聞いていた音に近いからだという。温かく包まれている感覚がリラックスした状態になれるんだろうね。

函館港へ到着。

≪≪津軽海峡フェリーのリンクへ飛ぶ≫≫

青森を代表するグルメ

十和田の牛バラ焼き『上高地』 【マップ②】

十和田の名物『牛バラ焼き』の名店『上高地』は、奥入瀬渓流の入り口で、奥入瀬渓流温泉スキー場からもほど近い場所にあります。住宅街から少し奥まった場所にあるため見つけるのに少々手間取りましたが、素朴なたたずまいに期待が高まります。

到着したのは12時過ぎでしたがお店は満席でした。店内は素朴な町の食堂そのものでした。迷うことなく『バラ焼き定食』を注文。ほぼ全員がバラ焼きを食べていたのが印象的です。

四角い鉄板に載せられたバラ焼きは玉ねぎがたっぷりと敷きつめられていて、けっこうなボリュームがあり写真映えします。たれを絡めて混ぜながら火を通すのがコツのようです。

玉ねぎの水分がたれと絡み煮汁がすでにおいしそうな仕上がりになっています。お味は甘辛いお醤油味。日本人なら誰もが想像できる懐かしい味です。写真は2人前。

ごはんにワンバンさせて豪快にかっ込むのがいい。食べきれるか心配したけれど白ごはんとの相性は抜群であっという間に食べきってしまいました。

食事を済ませて、奥入瀬渓流をドライブです。

上高地食堂

住所│青森県十和田市法量焼山64

電話│0176-74-2418

営業時間│10:00~14:30 (金・土のみ16:30~18:00)

海に囲まれた青森は海鮮料理の宝庫

本場、大間で味わうマグロ丼 【マップ④】

『浜寿司』は大間漁港のすぐそばにあります。現地でマグロを食べるならここがおすすめだと聞きました。値段は少々お高めですが、大間のマグロですからね。気合を入れていただくことにしました。

マグロはねっとりと舌に絡まり、甘さがふわっとたち凝縮された旨味がつまっています。味わいは深くて濃い。今でもうまさが脳裏に焼き付いています。

浜寿司

住所│青森県下北郡大間町69-3

電話│0175-37-2739

営業時間│11:00~21:00(中休みあり)

津軽海峡鮮魚店(青森市本町)【マップ⑤】

青森駅から徒歩20分。海の幸と郷土料理が食べられるお店を探してたどりつきました。入り口はごちゃごちゃしていて、入店するのにちょっと勇気がいりましたが、実は大正解のお店でした。

突き出しは、一夜干しを七輪で焼くスタイル。干し加減が浅く身はプリプリしてます。焼き上がりを待つあいだに生ビールをゴクゴクといただくのがたまらない。

造りの盛り合わせは、サザエにホタテと、クジラです。盛り合わせは希望を聞いていただけたので大好物だらけ。ホタテは甘くて味が濃縮されて深い。クジラは種類が違うのかな色が濃いですよね。これも旨味がぎっしりつまっていて最高。サザエも見るからにツヤツヤしているでしょ。うまいに決まってるやつです。さすが、東北の海鮮。

こちらは、ホタテの貝焼きみそ。郷土料理のようです。具もさることながらダシがうまい。やさしくしみる味です。日本酒とあうことまちがいなし。

他にもイカメンチやじゃっぱ汁など頂きましたが、一度では味わい尽くせません。

ヤリイカ(活イカ)は函館で食べる予定にしていたので、注文しなかったのですが、ここでは函館の料金の半分で食べれます。函館は行列にならばないと食べられないし、値段は高い。活イカは、青森で食べるべきだったと反省。

海鮮を堪能するなら青森がおすすめです。

漁師料理酒場 津軽海峡鮮魚店

住所│青森県青森市本町2-11-12

電話│017-722-4555

営業時間│16:00~0:00

入ます亭(青森市本町) 【マップ⑥】

2日目にお邪魔したお店です。正確には『入〼亭』というようです。地元の人に愛されているお店なんでしょうね。6時オープンと同時に満席になっていました。予約は必須。

メニューはアラカルトもあるようですが、お店の方に、お任せをおすすめされたのでいわれるままに注文してみました。写真は、3,000円のコースに出されたお造りです。ウニやらカキやら新鮮な魚介の数々に感激しきり。あとのメニューに期待が高まります。ところが、うっかりしていて赤魚の煮つけやあと何品かの写真を撮り忘れてしまいました。赤魚の身は今にもはじけそうなほどプリプリだったのに。お見せしたかったわ。

ホタテのマッシュポテト焼き。バターで焼かれたホタテの煮汁がポテトに染み込んでウマウマでした。

青森の地酒も充実していましたよ。3方を海に囲まれいているだけあって魚にあわせることを意識した、スッキリとしていて体にスーッとなじんでいくお酒が多い気がしました。

入ます亭

住所│青森市本町1-3-11

電話│017-773-6311

お食事処 おさない(青森市新町)【マップ⑩】

場所は青森駅から徒歩2分の好立地。営業時間は朝8時から9時までと超限定的ですので朝食づかいがおすすめです。私たちは15分前に到着したのですが、すでに長蛇の列で、一回転目には入れませんでした。それでも、名物の『貝焼きみそ』を食べるためひたすら待ちました。

30分ほど待って店内へ案内されました。『ホタテ刺身定食』1,340円と『ホタテ貝焼きみそ定食』1,100円を注文。生のホタテは、もちろんおいしいんだけど、青森滞在中の2日とも食べていたからほかのメニューでもよかったなとちょっと思ってます。

郷土料理の『ホタテ貝焼きみそ定食』がおすすめです。ホタテのダシにみそがやさしく溶けこんで、ダシの旨味が二日酔いの身体をいたわってくれます。もちろん二日酔いでなくてもおいしいと思いますが、ここの味付けはやさしく上品でした。ごはんにだし汁を、しゅませるとバツグンにうまいです。今でもこの味が脳に焼き付いていて、写真を見ただけで脳汁がでてきます。

他にも気になる郷土料理がいっぱいあります。地元の人がうらやましい。またいつか尋ねてみたいお店となりました。

お食事処 おさない

場所│青森市新町1-1-17

電話│017-722-6834

営業時間│■8:00~9:00 ■10:30~13:30 ■16:00~19:00

まとめ

観光地として真っ先に思い浮かぶのは、北海道や沖縄・九州ではないでしょうか。ついつい後まわしにされている印象がある東北の存在。(あっ、失礼!)逆に、私はそこが魅力となっているんじゃないかと考えます。観光化されすぎていない、そのままの姿を味わえることが体験として貴重だと思う。自然と暮らしが近い場所にあるんですよね。そこに暮らす人たちも、親切でやさしく、故郷に帰ったような安らぎを感じさせてくれます。季節を変えてまた訪れたい場所です。